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フジテレビ プールでの熱中症に関する取材協力

8月2日

フジテレビ「直撃LIVE!グッデイ」で放映されました、「プールでの熱中症」に関する取材協力をさせて頂きました。

以下、フジテレビ公式ブログ
「水温が30度を超えると要注意?プール熱中症の盲点」とは?

本年は、例年にない暑熱環境で熱中症が話題となっています。
もし、熱中症がプールや海で発症するとどうなるでしょうか・


もし、水中で熱中症を発症起すると「静かに溺れ」る事が想定されます。

熱中症は、本人が気が付かない、又は気が付いていても無理をする事が多くあります。そうすると体が耐えきれなくなった際に、急激に状態が悪くなる場合があります。

それが水の中だったらどうなるでしょうか。

顔をあげて助けを求める前に、溺水状態になるでしょう。
仮に助けを求める力が残っていたとしても、水上からわかるくらい大きなアクションが出来る事は稀です。
多くの場合は水中で、手足がもがいていたり、かろうじて口を水上に出すしかできなかったりします。
陸上にいる人からは、ゆっくり泳いでいたり、遊んでいるようにしか見えない事が多々あります。

重症化していない熱中症であっても、水の中だと死亡事故が起こる場合があります。
例えば、脱水により低ナトリウム血症になっていた場合などです。
血液の中の塩分濃度が低くなってしまったとき、筋肉の引き攣れが起きる事がよくあります。
例えば、足に現れると「足がつる」のと同じような感覚になる事があります。

陸上であれば、経口補水液を飲ませて安静にしていたら良くなる事も多いでしょう。
しかし、水の中であれば泳げなくなり溺水する可能性があります。しかも、「静かに」溺れるケースが多いはずです。

そのため重症度の如何に関わらず、熱中症が水中で発症すると周りが気が付けず、死亡に繋がる恐れがあります。

海やプールで水の中だから「大丈夫」ではなく、少しでも異変があれば泳ぐのを中断しましょう。

暑い夏はまだ続きます。ぜひ、自身の安全に配慮しながら楽しいプールや海を楽しんでいただければと思います。

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