オンラインでビデオ学習を事前に行うことで、コース当日は実技をメインに実施いたします。

メリット①　コース当日の時間を約9時間→約6時間30分に短縮
メリット②　コース当日の時間を減らしたうえで、オプションのシミュレーションを充実
メリット③　オンライン学習には2年間有効の教本データが付いてくるため、従来のように教本の購入が不要

【コース受講にあたり】
オンラインコース（2023年7月23日現在21.1米ドル＋消費税）を前日までに修了し、修了書をコース当日ご持参ください。
コース当日は以下を実施いたします。
・実技テスト（問題点の見つけ方、手袋の外し方、エピペンの使用、止血）
・筆記試験（オプションですが、通常は実施いたします）
・各項目補足説明
・EMR財団オリジナル要素（下の項目参照）
・追加のシミュレーショントレーニング

本コースは、職業上対応義務がある市民に向けたコースであるAHA-ファーストエイドコースに、看護師、救急救命士、その他医療者にとって必要な要素を加えて実施いたします。

特に、呼吸評価、循環評価、神経学的評価とファーストエイドを結びつける考え方は、医療者にとって必須です。
通常のハートセイバー・ファーストエイドのコース内容に加え、傷病者評価基準やトレーニングを行います。

【For　看護師・救命士　オリジナル追加内容】
・問診
・ファーストエイドと薬剤
・傷病者評価
—呼吸系－上気道閉塞　下気道閉塞　肺組織病変　呼吸中枢神経障害
—循環系－循環血液量減少性ショック　血液分布異常性ショック　致死的不整脈
—神経系－脳卒中　脳震盪　脊椎損傷
・優先順位の考え方
・止血帯（ターニケット）体験
・日本での薬剤の取り扱いについて
・アレルギー/エピペン日本での事情
・シミュレーション・トレーニング
・危険海洋生物（※水辺に関わる方が受講の場合）

アメリカ心臓協会 AHA のハートセイバー・ファーストエイド（Heartsaver^® Firstaid）コースは、職場などで起こりがちな事故やケガ、急病への対応法（応急処置）を学ぶコースです。

医療者向け心肺蘇生法講習で定評のあるアメリカ心臓協会のDVD映像教材を用いて、実際の救急現場をイメージしながら緊急事態への対応方法を学んでいきます。

※ガイドライン2020版より、アメリカ労働安全衛生局（OSHA）準拠は、CPRを含めたTOTALコース（日本ではAHAのシステムが現在未対応）のみとなりました。

【ハートセイバー・ファーストエイドコース標準内容】

・感染防護
・救助者の安全
・通報
・問題点の見つけ方
・呼吸障害
・成人の窒息
・アレルギー/エピペン
・心臓発作
・失神
・糖尿病及び低血糖
・脳卒中
・けいれん発作
・ショック
・目に見える出血
・創傷
・目に見えない出血
・頭部、頸部、脊椎の損傷
・骨折及び捻挫
・熱傷及び感電
・咬み傷及び刺し傷
・暑さに対する緊急事態
・寒さに対する緊急事態
・毒による緊急事態

・EMR財団　医療者に向けた追加要素7項目
・生命的危機の兆候の評価
・シミュレーション　トレーニング

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