エマージェンシー・メディカル・レスポンダー財団では、BLSなどのコースに、最新の蘇生トレーニング機材「リトルアンQCPR」を導入いたしました。

今後、成人・小児のトレーニングについて順次「QCPR」を導入してまいります。

現状ではPC用のソフトの導入はできておりませんが、使用感についてレビューいたします。

QCPRとは、フィードバック装置付きの蘇生トレーニング機材です。
胸骨圧迫の深さやテンポ、換気(人工呼吸)が適正に行われているか、モニターに映し出すことができます。

機器との接続ですが、有線とBluetoothの選択があります。
今回はBluetoothでの接続を行ってみました。

【iPADで接続をした様子】

接続できる機器は、android端末(無料アプリ)、iPhone(無料アプリ)、iPAD(無料アプリ)です。これらを試してみました。
※有料PCソフトもあるのですが、「レサシアン」と書かれているんですね。リトルアンで動くか確認が必要です。

使えるアプリですが、「QCPR Leaner」 と「QCPR Instructor」 があります。
前者は、1体のQCPRのみ接続できます。後者は最大6体のQCPRと同時接続できます。
講習で使用すると考えると、1体に1台のスマホなどを用意するのは難しいのでしばらくは「QCPR Instructor」を使うことになるかと思います。

しかし、「QCPR Instructor」はandroid端末では使えません。必然的にiPhoneかiPADが必要となります。android端末で使用できるようになるといいのですが、、。
また、私が使用している富士通のandroidスマホは、QCPRとの接続がうまくできないことがあります。講習で使用すると考えると、使用するのは怖いと感じました。

上記写真の講習では試験的にiPADを使用しました。
しかし、画面を見てもらうためにはiPAD周辺に人形を円の形で配置する必要がありました。

ちなみに、試しでプロジェクターで映してみるとこんな感じです。

 

横画面にならないんですね。(やり方が分かる方いらっしゃればご連絡いただけますでしょうか)少し見ずらい感じがしました。

これをアメリカ心臓協会(AHA)コースで使用するには、コースビデオを写すプロジェクターと同時にQCPRモニターを写すプロジェクターの必要かもしれません。

そう考えると、人形1体に1台のスマホやタブレットを準備したほうがいいようにも思います。

さて、モバイル端末でのQCPRモニターでは、胸骨圧迫の深さ・テンポ、胸骨圧迫の戻り、換気(人工呼吸)の有無、過換気(空気の入れすぎ)をリアルタイムに知ることができます。
また、終了後に正確に実施できたパーセンテージも表示されます。

これはやってみると面白いですね。リアルタイムで分かるのは学習に役立ちそうです。

しかし、人工呼吸に関してはモニターに表示されるまでタイムラグがあり、すこし戸惑うかもしれません。今後ソフトのアップデートで改善されるとうれしい部分です。

無料アプリの限界もあるようです。先ほど「正確に実施できたパーセンテージも表示されます」と書きましたが、具体的にどの部分がダメだったかはフィードバックしてくれませんでした。ここが少し残念な部分です。

日本で使うことがないものだとは思いますが、ヨーロッパ蘇生協議会(ERC)ガイドランに沿ったトレーニング機能が備わっているのは新鮮でした。はじめに人工呼吸5回から始まるトレーニング項目を選択できます。

最後に、人形そのものの使用感ですが、、、、

これまでのマネキンよりも、圧迫の練習が現実的になったと感じています。
旧マネキンで発生していた、深く圧迫した際の底打ちがなくなったのと、
気持ち柔らかくなりました。

これから、エマージェンシー・メディカル・レスポンダー財団のコースでQCPRを体験
していただければと思います。

公募講習スケジュールはをこちらご覧ください。

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