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第5回 日本救護救急学会学術集会

10月26日(土)9:30~16:30、東京都港区にて第5回救護救急学会学術集会が開催されます。
「2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて~ファーストレスポンダーの可能性を探求する~」をメインテーマにして多くの発表がございますが、その中で当法人も以下の内容で出展いたします。

パネルディスカッション1 ファーストレスポンダーの教育
【効果的なファーストエイドの教育手法と、日本におけるウィルダネス・ファーストエイド教育の実践】

【日時】
10月26日(土) 時間 13:40~13:50 発表
           14:30~15:10 パネルディスカッション

【場所】
東海大学 高輪キャンパス〒108-8619 東京都港区高輪2-3-23

【内容】
  オリンピックを含め、国際水準で求められるファースト・レスポンダーないしはファーストエイド・プロバイダーには、非心停止対応を含めた体系的な傷病者評価ができ、刻一刻と変わる状態変化に合わせて優先順位をつけるスキルが求められる。
 このような非心停止対応を含めた総合的な教育は本邦では確立しているとは言いがたい。
 心肺蘇生法実施に限定したCPRプロバイダーは、手順をアルゴリズム化することで容易に教育できるが、認識・評価、優先順位をつける意思決定の技能(ノン・テクニカルスキル)は、型を覚え込ませる運動スキル訓練が中心の既存の応急救護トレーニングの中では、ほとんど顧みられることはなかった。
 そこで、ファーストレスポンダー育成の課題は、ノン・テクニカルスキルをいかに醸成するかにかかっていると考える。
 当財団では、生命危機に対する生理学的理解をベースとし、インストラクショナル・デザインに基づいたシミュレーション教育を用いることで、思考のフレームを作り上げ、状況判断と意思決定ができるファーストエイド・プロバイダーの育成に努めている。
 特に救急車に頼ることができない自然環境を前提とした野外救命領域では、北米のウィルダネス・ファーストエイド教育をベースとし、日本国内の法令との整合性をもたせた独自のアドバンスド・ファーストエイド講習を展開している。その取り組みの現状と課題について報告する。

【ご参加について】

第5回日本救護救急学会 学術集会参加費
<医師> 10,000円
<非医師> 6,000円(学会会員の方5,000円)
<学生> 無料(学生証等の提示を当日受付にてお願い致します。

申込・詳細は学会ホームページ  https://jla-lifesaving.or.jp/jfem5/ をご覧ください。



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