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お知らせ

第4回 ウィルダネス・リスクマネジメント・カンファレンス

海は私たちに日本人にとって、最も身近で親しみのある野外環境の一つと言えます。一方で、約1,547件の水難事故が発生し、722人の人が死亡、もしくは行方不明となっています(警察庁, 2020)。これは山岳事故の死者、行方不明者と比べると2倍以上の人数であり、事故発生件数あたりの死者、行方不明者の割合では5倍程度の比率となっています。これは、海は万が一事故が発生した場合に、山岳環境に比べ、危機的な状況になる可能性が極めて高いことを意味しています。このカンファレンスでは、水難救助や、海洋リテラシー教育の最前線で活躍する専門家の救助者・管理者として視点から、野外プロバイダーに求められる資質について提言を受け、参加者の活動フィールドにおけるリスクマネジメントへの汎用をめざします。ワークショップでは、水辺におけるリスクマネジメントを始め、各種野外プロバイダーと、リスクマネジメントにおける最新の知識を技術の情報交換を行います。

カンファレンス概要
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本カンファレンスの申し込みは、こちらのフォームからお申込みください。
※当財団の申込フォームと異なり外部リンクになります。

【大会委員長】

河波弘晃
一般財団法人エマージェンシー・メディカル・レスポンダー財団

【日時】

2021年12月4日(土)10:30-18:30 (受付10:00より)

【場所】

横浜みなとみらい新港地区
横浜ワールドポーターズ 6階 イベントホールA

最寄駅
みなとみらい線      みなとみらい駅 徒歩5~7分
JR            桜木町駅    徒歩10~15分
ヨコハマ エア キャビン 運河パーク駅  2階改札出て目の前

【対象】.

野外プロバイダー、野外活動のガイド、ライフセーバー、海遊びのインストラクター、院外救護に関わる方、公務で救難にあたる方など

【会場参加の条件】

・日常的に新型コロナウイルス感染対策に留意している。
・程度に関わらず、カンファレンス10日前(11/24)以降、あらゆる感冒様症状を認めない。
・カンファレンス14日前(11/20)以降に、新型コロナウイルス感染者・感染疑いの者との濃厚接触がない。
・新型コロナウイルスワクチン接種が完了している。或いは直前の検査での陰性を証明できる。(詳細下記)

受付時に以下の A/B いずれかをご提示ください。

A)カンファレンス14日前(11/20)までに新型コロナウイルスワクチン2回の接種が完了したことを証明する書類(※1)。

B)カンファレンス受付から72時間以内(12/1 10時以降)に実施した新型コロナウイルスに関する検査による「陰性」であることの検査証明(※2)。

上記条件を満たせない方は、当日抗原検査(要予約 4,000円)を実施することで会場参加が可能です。

【料金】

※当日申込は、上記に加え2,000円
事前申込       (会場参加:全日)          ¥6,000
事前申込       (会場参加:シンポジウムのみ)    ¥4,000
事前申込       (会場参加:ワークショップのみ)   ¥4,000
事前申込 学生    (会場参加:全日)          ¥4,000
事前申込       (オンライン参加:全日)       ¥5,000
事前申込       (オンライン参加:シンポジウムのみ) ¥3,000
事前申込       (オンライン参加:ワークショップのみ)¥3,000
事前申込 学生    (オンライン参加:全日)       ¥3,000

【申込方法】

申込フォーム ※外部リンク

【開催方法】

ハイブリッド(会場参加/オンライン参加)

プログラム

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10:00
受付開始

10:30
オープニングアドレス

10:45
キーノート
「水辺の事故ゼロをめざして」※外部リンク
~東京オリンピック・パラリンピックの実例から見た アクアティックイベント の安全管理の課題と今後
風間 隆宏 氏 / 公益財団法人 日本ライフセービング協会 常務理事

13:00
シンポジウム
「 海を知り海から学ぶ」 ※外部リンク
~ 海洋教育・救護 サーフパトロールの最前線から~
茅根 創 氏/東京大学理学系 研究科 教授 東京大学海洋アライアンス推進委員
武田 聡 氏/東京慈恵会 医科 大学 救急医 学 講座 主任教授
音野 太 志 氏 /一般社団法人 Japan Water Patrol 代表理事

ワークショップ

A-1 どう違う!Near Drowning(溺れ)Protocol:WMA vs SOLO vs WMTC
寺田達也(ウィルダネスメディカルアソシエイツジャパン)
近藤大介(SOLO Japan)
森本弘太(Wilderness Medicine Training Center)

B-1カードゲームで体験する傷病者評価と救助判断 :水上、水辺、ビーチ編
河波 弘晃/一般財団法人エマージェンシー・メディカル・レスポンダー財団

C-1 水難事故に関する裁判例を通して学ぶ、法的責任の判断構造
稲垣尊仁(最高裁判所司法研修所付司法修習生)

A-2 野外救急法とメンタルヘルス:その評価、処置、避難レベル

・林健児郎(大阪YMCA/Wilderness Medicine Training Center)
・山本亮司(神戸YMCA/Wilderness Medicine Training Center)
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B-2 海浜におけるリスクマネジメントと伝え方~補助教材や、映像を活用しての学び~
・音野太志(一般社団法人Japan Water Patrol)
他1枠のワークショップを予定

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