4月16日(火)非医療者対象 / 4月21日(日)医療者対象 ACLS勉強会 沖縄西表島
【内容】
離島において心停止傷病者が発生した場合、限られた医療資産の中での対応となります。
また、医療者は診療所に運ぶ前にできる限りの処置を実施する可能性があります。
そのため現場で対応していた通報者は、都会部のように救急隊員に引き継いだらそれで終了というわけにはいきません。
現場で2次救命に入った後も、非医療者によるサポートが必要です。
そこで、それぞれとの連携を含め2次救命までを体験するのが本勉強会です。
=====非医療者向け======
薬剤投与や挿管など2次救命そのものは、非医療者に実施する事はできません。
しかし2次救命を知ってるといると、非医療者でもできることが見えてきます。
医療者が行動の優先順位を決めるためには、正確な情報が必要です。その伝え方とは?
心停止傷病者にとって科学的に一番の優先順位は?
2次救命のために必要なスペースの確保は?
専門用語を理解しよう
記録を取れるようになると、お互いのコミュニケーションが取れる
時間管理は非医療者でもできる
本勉強会では体験学習を含めて、実施します。
=====医療者向け======
本勉強会は、AHA-ACLSコースで設計された内容を把握するにあたって必要な基礎知識の体験から始めます。
・心電図と心臓の関係と代表的な心電図波形
~体の異常さに気が付くために~
→それって上室性?心室性?
T波って何?T波方見えてくる体の不具合
頻拍、徐脈の代表的な心電図のおさらい
・徐脈、頻拍の対応
・心電図を見ると心停止に気が付けない?
→臨床でよく起きている見落としを体験します。
・心停止/質の高いBLSが最大のエビデンス
・薬剤投与のタイミング
その後、ACLSコースで実施する「頻拍」「徐脈」「心停止」「ROSC」後の管理までシミュレーションベースで実施します。
本コースは料金を安く設定するために、心電図モニター、DC、気管挿管トレーニング機材などを準備いたしません。
そのため、iPADによるシミュレーターを使用(当法人のAHA-ACLSコースでも使用しているシミュレーターです)し、電気ショックはパッドショックで実施します。
【日時】
2024年4月16日(火) 17:30~19:30 非医療者向け
2024年4月21日(日) 12:30~15:00(時間の変更の可能性あり) 医療者向け
【場所】
西表島 上原 ときめきホール
【受講対象】
西表島で、心停止を扱う可能性のあるすべての方。医療者向けは医師の同席も歓迎です。
※非医療者と医療従事者の連携が必要な離島医療の体験勉強会のため、非医療者向け勉強会に医療者の方にシミュレーションのチームメンバーとしてお越し頂けますと助かります。
また、医療者向け勉強会に非医療者の方もチームメンバーとしてお越し頂けます。
【料金】
4月16日(火) 非医療者向け 500円 ※医療者の方のチームメンバー参加無料
4月21日(日) 医療者向け 2,000円 ※非医療者の方のチームメンバー参加無料